S1 レート2311 最終72位 対面+ヘイラッシャ+ハイパーボイス
シーズン中盤から最終日にかけて使用した構築について簡単に。
成績
TN:やまもトドン レート2268 最終順位 147位
TN:YBIMIZU レート2311 最終順位 72位
構築経緯
環境に多かったドラゴンに対して強く出れ、特殊に対しても撃ち合えるとつげきチョッキセグレイブ・技範囲が広くストッパー兼スイーパー枠としても優れたきあいのたすきマスカーニャ、2体の高い対面性能に魅力を感じ、この2体から構築をスタート。
上記2体では突破の困難であるてんねん勢を含む受けを崩せてドラゴンの一貫を切れる枠としてこだわりめがねニンフィアを選択し、ニンフィアのつらい物理に対して安定した受け先となれてクッションにもなれるヘイラッシャを採用した。
ここまでの4体を軸とし残りの2枠を補完として、環境の変化に対応できるよう適宜入れ替え調整を行った。
最終的に使用した並び
個別解説
セグレイブ@とつげきチョッキ
テラスタル:じめん
性格:いじっぱり
特性:ねつこうかん
実数値:207(132)-216(252)-126(108)-x-108(18)-107
H‐16n-1
B-A216鉢巻一致きょけんとつげきを等倍で確定耐え
A189鉢巻一致ドラゴンテラスタル込みドラゴンアローを確定耐え
A182一致じしんを確定2耐え
構築の要。
基本的に高い対面性能を生かして初手に出し、テラスタルもこのポケモンに使うことが多い。
こおり・じめんの技範囲が優秀で広く撃ち合えた。また、こおりのつぶての存在もあってか、きょけんとつげきのデメリットを感じることもあまりなかった。
Sラインは50族の準速は抜けていること・サーフゴーやカイリューなどのSの近いポケモンはSに多く振っているかほとんど振っていないかの二択だと考えていたため、中途半端にSに振らずに受かる範囲を増やしたほうがいいと感じ無振りにした。
無振りにすることで初手のセグレイブミラーにおいてお互いきょけんとつげきを撃ち合った場合、ドラゴン半減以下のテラスタルを相手に切られなかった場合に限るが、無振りの同速勝ち(この場合負け?)以外は撃ち合いに勝てるメリットも生まれた。
構築初期はパーティ単位で呼ぶアーマーガア、ヘイラッシャに対して圧力のかけられるでんきテラスタルで使用していたが、シーズン終盤になるにつれて初手で対面することの多いガブリアスにA182以上の火力のじしんを撃たれることが増えたので、不毛な択を避けるべく最終日付近では他のドラゴン相手には引き続き撃ち合えて、じしんをテラスタル一致で撃て、ほとんどの型のガブリアスに対して安定して削りを行えるじめんテラスタルに変更した。じめんテラスタルに変えたことによって重くなったポケモンの処理に関しては後述のドラパルト参照。
マスカーニャ@きあいのたすき
テラスタル:くさ
性格:いじっぱり
特性:しんりょく
実数値:151-178(252)-91(4)-x-90-175(252)
技:トリックフラワー/はたきおとす/ふいうち/けたぐり
構築の要2。
テラスタルはあまり使わない。
タイプ一致で撃てて優秀な追加効果のあるトリックフラワー・はたきおとす、縛れる相手が増やせて削りにも使えるふいうちを採用。最後の枠はちょうはつを入れた期間もあったがサザンドラ、ドドゲザンに対する処理ルートを増やしたかったこともあり最終的にはけたぐりを採用した。
ようきにして抜きたい相手が環境にゲンガー以外おらず火力の底上げのためにいじっぱりでの運用だったが中盤以降増えていたゲンガー入りに対して少し窮屈な選出を強いられていた。シーズンは終わったが一考の余地あり。
きあいのたすき・しんりょく込みで対面から勝てるポケモンが多く、1体倒した後相手の後続にはたきおとすやふいうちで削りを行う動きが強かった。
終盤では環境にあくタイプ+サーフゴー+マリルリのような並びが増えておりマスカーニャをうまく使い数的有利をとって勝ち切ることが多く、よく刺さっていた。
ニンフィア@こだわりめがね
テラスタル:フェアリー
性格:ひかえめ
特性:フェアリースキン
実数値:191(164)-76-86(4)-178(252)-151(4)-91(84)
技:ハイパーボイス/はかいこうせん/でんこうせっか/シャドーボール
H‐16n-1
S‐20振りアーマーガア抜き
受け崩し枠。
受けてくる相手に対して後出しからハイパーボイスを撃つ機械。テラスタル一致ハイパーボイスは下手に半減で受けようとすると受けきれずサイクルが崩壊していく。
基本的にハイパーボイスしか撃たないためハイパーボイスは確定。他の技はねごとやサイコショックを試してみたがどれも一長一短といったところで最終的にはこの構成で落ち着いた。
環境が進むにつれて50~60族のSラインが上がっていて最終盤ではドドゲザンやマリルリを抜くことのほうが難しくなっていたので耐久を削ってSにまわすべきだった。
みがわりを使用してくるヘイラッシャ・ラウドボーン・キョジオーンなどが多かったこともあり受けを崩す枠としてはよく機能してくれた。さらに最終盤はアンコールやはねやすめを持った火力の低い特殊カイリューが蔓延っておりそれらに対して高い圧力をかけれていたのでパーティを動かしやすかった。
鉢巻げきりんで強引にヘイラッシャを突破しようとしてくるドラゴンをニンフィアで見れるのでそういった補完もよかった。
ヘイラッシャ@カゴのみ
テラスタル:くさ
性格:わんぱく
特性:てんねん
実数値:257(252)-121(4)-180(228)-x-86(4)-58(20)
技:アクアブレイク/ゆきなだれ(あくび)/じわれ/ねむる
H‐16n∔1(食べ残し持たせたときの名残)
S‐ミラー意識
クッション兼物理受け。
くさテラスタルはあまり切らないが、数こそ少ないもののパーティ単位で重いキノガッサに対して使うことが多かった。
ねむねご残飯やあくびまもる残飯で使っていたがドラパルトにたべのこしを奪われたのでねむカゴに落ち着いた。
アクアブレイク・じわれ・ねむるまでは決まったが最後までゆきなだれの枠はあくびと迷っていた。後述のウルガモスにテラバーストを入れなかったこともあり最終的にはドラゴンに対する削りをみてゆきなだれで使用。
数値が高く受け出しから広い範囲で物理を見れるため安定した。ニンフィアと合わせることで大体の型のカイリューを見れていた。
ドラパルト@たべのこし
テラスタル:はがね
性格:おくびょう
特性:すりぬけ
実数値:193(236)-x-127(252)-121(4)-96(4)-180(12)
技:たたりめ/おにび/みがわり/かなしばり
H‐16n+1
S‐最速110族抜き抜き
補完枠1。
セグレイブをじめんテラスタルにしたことにより重くなったアーマーガア+ドオーやそれらとともに選出されやすいこだわり系の相手を嵌めれるポケモンとして採用したがあまり機能しなかった。というのもアーマーガアと選出されやすい相手のドラパルトにできることが少ないうえ相手にサイクルを回されるだけで動きづらく致命的だった。
技構成はみがわり+かなしばりは嵌れば強かったがそれ故にわかりやすく相手に警戒されて裏に引かれることも多くあまり刺さってない印象だった。
環境に一定数いたバトンパやキョジオーンに対して撃ちやすいのろいや汎用打点であるドラゴンアローも候補だったがいかんせん考える時間が足りなかった。
Sラインに関しても最速マスカーニャ抜きまでは上げたほうがよかった。なんなら最終日前日くらいまでずぶといで最速ガブリアス抜きで使っていた。ヘイラッシャのHP努力値にも言えるが終わっている。
もう少し色々と考えたい枠。
ウルガモス@オボンのみ
テラスタル:フェアリー
性格:ずぶとい
特性:ほのおのからだ
実数値:192(252)-x-125(228)-156(4)-126(4)-123(20)
H‐ステロダメでオボンのみ発動
S‐準速70族抜き
補完枠2。
ニンフィアを選出した際に相手のサーフゴーやマスカーニャに窮屈な立ち回りを強いられていたためそれらを後出しから起点にできると考えての採用だったがこちらもドラパルト同様あまり機能しなかった。単純にてんねん相手に簡単に止まってしまうこととステルスロックがどこからでも飛んでくる環境だったので思うように動かすことができなかった。
技選択はおにびがテラバーストとの選択だがドラゴンに対する回答は多かったので起点にできる範囲を増やすためにおにびを採用。
こちらもいろいろと考えたい枠。
選出
セグレイブ+マスカーニャ+ヘイラッシャ
セグレイブとマスカーニャが止まるポケモンがいなくてヘイラッシャをからめていけそうなとき
相手のパーティに受ポケがいてなおかつニンフィアに受け出しできるポケモンがいなそうなとき
セグレイブ+ニンフィア+ヘイラッシャ
ドラゴンいっぱい詰め込みましたみたいな並びに
セグレイブがあまり刺さらなそうなとき
マスカーニャorセグレイブ+ドラパルト+なにか
アーマーガアでサイクルを回してきそうなときに
ウルガモスで何かしら起点にできて全抜きできそうなときに
重いポケモン
初手に来るコノヨザル
起点でもスカーフでもどちらもめんどくさい
セグレイブで処理できないと厳しい
相手のパーティにいるだけで初手セグレイブが出しにくい
選出がゆがみがち
キラフロル
セグレイブ
雑感
6世代以降初めてのポケモン対戦で何もかもが新しく慣れるのに必死だったが同時にめちゃくちゃ楽しかった。
考え方とかはあってるかわからないがひとまずは自分ひとりで考えた並びで最終2桁で終えれたのでここ1か月で勉強したことは無駄じゃなかったと思えた。うれしい
今回使った軸の4体はとても強かったが残りの2体がうまくまとまらず厳しかった。
シーズン終盤は7,8世代を戦い抜いたプレイヤーたちとは経験値の差で明らかに構築の完成度が劣っているとまざまざと見せつけられたのでシーズン2ももうちょっと頑張りたい。
そして終盤の体調管理はしっかりする。本当に。
最後に
Twitter・配信で応援してくれた方、ここまで読んでいただいた方ともにありがとうございました。
またランクマッチの配信もやると思うので是非遊びに来てください。
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